水景 翔真(みかげ とうま)の独り言

雑談多めの「深く考えない脊髄反射的な」ブログ。ほどよい息抜きに。

とりあえず1周したので、ちょっとレビューします

 

 先日、私がハマってるゲーム「ホグワーツ・レガシー」の紹介をしました。

 

mikagez-diarynotez.com

 

 最近、ようやくシナリオを1周したので、

 プレーした感想レビューを書いてみます。

 

 

 1 ゲーム概要

   「ホグワーツ・レガシー」は、「ハリーポッター」シリーズでおなじみの

   J.K.ローリング氏が手がける「ウィザーディング・ワールド」の世界での

   オープンワールドRPG

   ゲームプラットフォームは、現時点で、

   PS5・XBox Series S/X・PS4・Xbox OneNintendo Switch・Steam。

 

 2 ストーリー

   舞台は、1800年代のホグワーツ

   「ハリーポッター」や「ファンタスティック・ビースト」よりも前のお話。

   主人公はホグワーツ5年生として編入する新生徒。

   しかし、入学直前、突如としてドラゴンやゴブリンの襲撃を受け、

   辛くも逃げおおせるも、主人公には他の魔法使いには見えない

   「古代魔術の痕跡」が見えるという謎能力があることが発覚。

 

   5年生からの編入に加えて、ドラゴンに襲われて無事だったという、

   ホグワーツ史上、類を見ない生徒ということで、周囲の注目の的に。

   学生として、授業を受けつつ、友人との交友関係を深め、

   時にはならず者と戦ったり、魔法生物を密猟者から助けたり、

   そして、過去のホグワーツの記録やその秘密を守る「守護者」と呼ばれる

   元ホグワーツ教師からの試練を乗り越えることで、「古代魔術」の謎に迫る。

   

   というのが、主なストーリー。

 

 3 良い点

  ・オープンワールド形式なので、ゲームの進め方の自由度が高い

  ・キャラの外観や自分だけの杖を作ることができ、キャラメイクが楽しい

  ↪︎ 私は、ニワトコ+不死鳥の羽の杖を作りました

  ・原作にも出てきた人物の祖先と思われる人物が出てきてテンション上がる

  ↪︎ ブラックやウィーズリー、ゴーントなど有名ところはだいたい出る

  ・原作で出てきた場所に行って、原作再現できる

  ・登場するキャラの性格が立っている

  ・ただ、その辺をぶらぶらするだけでも楽しい

  ↪︎ 箒で移動ができるようになると、空を飛んでるだけでも気持ちいい!

 

 4 不満な点

  ・ゲームロード時間がちょっと長め

   ↪︎ 私は、Switch版でプレーしてます

  ・もっとシームレスに移動したい場面が多い

   ↪︎ ホグズミードや特定の建物に入る時にロードが入るのがたまにうざい

  ・使える魔法が意外に少ない

   ↪︎ 個人的には、守護霊の呪文、マキシマ系の高等呪文が使いたかった

  ・クィディッチができない

   ↪︎ ゲーム内では「怪我人が出たから」という理由で校長命令で禁止

  ・イベントが発生するキャラがちょっと少ない

   ↪︎ だいたい1つの寮で1キャラくらいしかイベントが立たない

 

 5 こう一声欲しかった点

  ・キングズクロス駅やホグワーツ特急もあっても良いのでは?

  ↪︎ マップ上にはホグワーツ特急が通る線路はあるけど、ゲーム上特に意味なし

  ・ダイアゴン横丁にも行きたかった

  ↪︎ ゲーム内での買い物はホグズミードなどで済ませる形式

  ・金策が序盤はけっこう辛い

  ↪︎ ハリーほどではないにしろ、グリンゴッツにある程度の資金が欲しかった

  ・死の秘宝をめぐるストーリーがあってもよかった

  ↪︎ あるイベント上で死の秘宝の話「3人兄弟の物語」を探検するが、

    登場する場面はそれだけ

  ・もう少しホグワーツの授業を受ける場面が欲しかった

  ・分霊箱や秘密の部屋も登場して欲しかった

  ↪︎ 図書館の禁書の棚に「最も邪悪なる魔術」という原作で

    ハーマイオニーが分霊箱の秘密を探ろうと読んだ本が登場するもそれだけ

  ↪︎ ただ、この本は

   「分霊箱はめっちゃ邪悪な魔術です。なのでこの本では絶対に記載しません。

    ただ、めっちゃ邪悪です」しか書いてない本なので、どうでもいいですが

   ガチで分霊箱の秘密を書いた「深い闇の秘術」という本も出て欲しかった

  ・古代魔術の謎を追うストーリーなわりに、古代魔術の活用機会が少ない

 

 6 全般評価

   原作ファンなだけに、けっこう不満やもう一声が多めでしたが、

   全体的には、ゲームバランスも良くてストーリーも面白い良作。

   もし、可能なら数年後に「ホグワーツ・レガシー2」も作って欲しいくらい

   楽しめるゲーム。

   あとは、入る寮次第でイベントがちょっと変わることもあるらしいので

   その辺は長く楽しめる良い仕掛けになっているかなぁと思います。

 

 7 ただ、言いたいこと

   ゲーム主人公の倫理観がぶっ壊れすぎ。

   選択肢次第では、親友に「クルーシオ」をかけたり、

   自分も使ってるくせに許されざる呪文を使った親友を突き出したり、

   好戦的ともとれるようなセリフが多めだったり、

   自分の行いに対して、罪悪感を全く感じてない風な言動だったり。

   

   その他、アクシオやレビオーソなど、

   本来は戦闘用呪文ではないのに、戦闘に活かしてしまうほどの応用力は

   素晴らしいけれど、能力育成次第では、目眩し呪文からのクルーシオという

   即死コンボが使えてしまったりとけっこうエグい。

 

 

 こんな感じの感想です。

 原作ファンはもちろん、このゲームからハリーポッターシリーズに入っても

 十分に楽しめそうな良いゲームです。

 

 まだ、プレーしてない方はぜひ遊んでみてください。

 私のシナリオ1周までのプレー時間は約35時間でした。