水景の雑記帳

雑談多めの「深く考えない脊髄反射的な」ブログ。ほどよい息抜きに。

そろそろ今年もまた「あの時期」がやってくる

 

 本日、12月14日から10日後。クリスマスですね🎄

 多くのリア充にとっては「甘〜〜〜い幸せな」時間。

 私のような非リア充にとっては「憂鬱で苦〜〜〜い」イベント。

 

 

 今年、31歳になった私、水景の恋愛遍歴は

 正式にお付き合いした方は1人。

 お付き合いとまではいかずとも、しょっちゅう2人でデートした方が1人。

 たったこれだけでございます。

 

 もちろん、今現在もおひとり様な私。

 恋愛に興味を持てずにいた時期が長すぎたせいで、気がつけば30を越え、

 出会いもなかなかない中、割と真面目に婚活サイトに登録しようかななんて

 思ってたりもします。

 ↪︎ その前に「お前の病気、ちゃんと治せよ」と言われそうですが・・・

 

 

 

 しかし、私にとって、クリスマスはそんなに嫌なイベントでもないのです。

 

 けっこう前に記事でも書いたのですが、

 私のクリスマスのルーティーンは、とある映画を観ること。

 

 その映画は「新機動戦記ガンダムW〜Endless Waltz〜」。

 劇中の時間軸もクリスマス時期ということで、リアルでも時期を合わせて観ます。

 

 クリスマスを楽しむ平和で穏やかな時間が流れている世界の中で、

 世界統一を宣言し、決起したマリーメイア軍と戦火の拡大を阻止しようと

 奔走するガンダムパイロットたちのお話です。

 

 ガンダム系の作品では、ガンダムWはかなり異色な作品で、

 女性人気を狙って、主人公格は軒並み美少年、敵キャラもイケメン揃い、

 ガンダムのデザインがTVシリーズと映画版で大きくリメイクされている、

 声優陣がめちゃくちゃ豪華すぎる、キャラの心情描写がすごいなど、

 あげればキリがないほどの魅力たっぷりのこの作品。

 

 特に、映画版のデザインは「カッコイイ」に尽きます。

 TV版ではメカ・ロボットっぽい無骨なデザインだったのが、

 映画版では生物的なデザインも上手く取り入れ、躍動感溢れるデザインに!

 

 特に、ウイングガンダムゼロのデザインは天才的です。

 だって、ガンダムに天使の羽みたいな翼が生えてるんですよ?

 劇中では、一時は「憎しみの象徴」でもあったガンダム

 天使の羽デザインを取り入れて、純白な機体に仕上げるなんてすごすぎます。

 

 キャラのセリフも一癖も二癖もある感じではありますが、

 「教えてくれ。俺はあと何回、殺せばいいんだ」by ヒイロ・ユイ

 「死んでいたさ。だが、トレーズの亡霊が彷徨っている以上、

  おちおち棺桶で眠ってもいられないのでな」 by ゼクス・マーキス

 「さぁて、また死神に戻るとしますか!いくぜ、相棒!」by デュオ・マクスウェル

 など、一度は言ってみたくなるようなセリフが印象的。

 

 また、これまでのガンダム作品とは違って、

 ガンダムが敵を討ち倒して、世界は平和になりましたというストーリーではなく

 ガンダムが戦えば戦うほど、無力感・絶望感に苛まれ、勝利のための戦いではなく

 世界を平和にするために、ガンダムという存在に世界中の憎しみを集め、

 負けるとわかっていても、その罪を背負い、戦い続ける少年たちの悲しい生き方が

 主な題材となっており、考えさせられるような重たいテーマが掲げられています。

 

 主要な主人公格の少年たちは、まだ10代のこども。

 本当なら、学生生活を謳歌したり、未来を夢見る年頃なはずなのに、

 彼らが背負うもの、背負わされたものがあまりにも大きすぎる。

 そんな彼らの心情描写がリアルに描かれていて、素晴らしい作品です。

 

 

 まぁ、私が子供の頃は、そんなことなど理解できるはずもなく

 ガンダムのあまりにもカッコ良すぎるデザインに心奪われていましたが。

 それでも、十分に楽しめるのだから、本当にすごいです。

 

 今でも、ゲーム「SD ガンダムGジェネレーション」シリーズをプレーする時は

 必ずこの作品のガンダムを使い倒すくらいの大ファン。

 

 そして、この映画のラスト。

 「あばよ、相棒」は鳥肌もののセリフです。

 

 

 

 あぁ、気がつけば今日は趣味全開な話になっちゃいました。

 書いていたらつい、興奮してしまって・・・。

 でも、本当におすすめなので、見たことないよって方はぜひクリスマスに

 見てみてはいかがでしょう?