人生時計。
人の一生を時計に見立てて、今の自分の年齢が何時にあたるのかを示したもの。
本屋さんの啓発本コーナーなんかに行くと
ずいぶん売れ行きが良いらしいので、知っている人も多いかと思います。
基本的な考え方としては、
今の自分の年齢を3で割った値が、今の自分の人生時計。
例えば、今、30歳ならば
30÷3=10 なので、午前10時。
ただし、これは「平均寿命を約72歳と仮定した場合」が前提であって、
72年を24時間に換算するために、3で割っているので、
「人生80年」とか「人生100年」とか言われる現代では値も変わります。
「人生80年」で仮定すると
80年を24時間に換算すると、80÷24=3.333...
つまり、今の年齢を3.3で割れば良く、
今、30歳ならば
30÷3.3≒9.09 なので、午前9時9分ほど。
同じ手順で「人生100年」で仮定すると
100年を24時間に換算すると、100÷24≒4.16666...
つまり、今の年齢を4.2(小数点2位で切り上げ)で割れば良く、
今、30歳ならば
30÷4.2≒7.14 なので、午前7時14分ほど。
もちろん、一人一人の「残りの寿命」がどれだけあるかなんて、
リュークやレムの「死神の眼」でもない限り、わかるはずもないですし、
あくまでも「目安」にすぎない話ではありますが。
今の私の人生の時計は、まだ午前を指しています。
「72年」仮定なら、10時のおやつもぐもぐタイムの時間帯。
「80年」仮定なら、朝礼が終わって業務開始するくらいの時間帯。
「100年」仮定なら、まだ出勤準備中の時間帯。
人生の終幕が午後24時ならば、
その時まで12時間以上はあります。
「まだ」12時間以上あるのか。
「もう」12時間くらいしかないのか。
この「残された時間の長さ」をどう捉えるかで、今後の生き方についての
考え方も変わってきそうですが、私の当面の目標は、「定時まで頑張る」です。
「定時で失礼しま〜す」とあっさりと退社できる心構えでいたいなと。
ちなみに、
かの織田信長が好んだとされる「敦盛」では「人間50年」とされ、
これを人生時計にすると、今の年齢を2.1で割れば良いことになるので
今、30歳ならば、30÷2.1≒14.28 つまり午後14時28分ほど。
物は考えようで、本当に私の寿命が50年ならば、「定時」まであと少し💦