久しぶりにオリジナルお題作ってみました。
スーパーの駐車場にたまにいるキッチンカー
夏の土曜丑の日のうなぎの炭火焼きの出店
お祭りのわたあめやクレープ、焼き鳥に生ビール
お腹がめっちゃ空いている時のマックやミスドなどなど
ついつい誘惑に負けてしまうお店ってみなさんはありますか?
私は、ありますよ。それも「絶対に勝てない」誘惑たっぷりのお店が。
何だと思います? あぁ、いわゆる「いやらしいお店」じゃないですよ?
私が絶対に誘惑に勝てないお店。
それは、本屋さん!!
本屋さんはアオキマリコ現象(急にトイレに行きたくなるあれ)が起きるから
ちょっと苦手という人もそこそこいるようですが、私はそれも含めて大好き!
一度、本屋さんに入ってしまうと、私にとってはワンダーランド!
本屋さんなんて、どこでも似たようなものでしょと思われるかもしれませんが、
一軒一軒、個性が出るお店なのです。
たとえば、平積み本。
こっちのお店では棚にひっそりと収まっていた本が
あっちのお店では平積み本として大々的に宣伝されている。
たとえば、宣伝ポップ。
「2023年度〇〇大賞受賞!」
「今、読みたい本ランキング第1位」
こんな感じのありがちなポップから、
「当店の店員が今、ハマってます」
「当店の店員、イチオシ!後悔させません!」
といった店員さんの激推し度が伝わってくるような面白いポップまで色々。
たとえば、本棚の配列。
出版社毎に作家名のあいうえお順で細かく並べているお店もあれば、
単純に作家名のあいうえお順だけで出版社はごちゃ混ぜなお店もあれば、
新書・恋愛小説・長編小説・短編小説・時代小説などジャンル分けのお店も。
たとえば、お店の客層。
文房具や参考書といった学用品も多く扱うお店では学生さんが多いとか、
スポーツ雑誌を多く扱うお店ではおじさま世代が多いとか、
ランキング・新刊本を多く扱うお店ではたまにミーハーなお客さんもいたり。
たとえば、扱っている本のマニアック度。
これ、誰が読むの?と思うくらいの高度すぎる専門書が置いてあったり、
この作家さんのこの作品、探しても見つからなかったのに、このお店にあったとか
陳列されていなくても店員さんに言えば、すぐに出してくれたりとか。
こんな感じで、本屋さんはお店によっていろいろな個性があって
いるだけで楽しい!
しかし、私の一番のお楽しみは「本との出会い」
初めから「これを買う」と決めて本屋さんに行くことはまずありません。
当てもなくぶらぶらと店内を物色して「お?」とピンとくる本との出会いが
私にはたまらなく楽しいのです。
本当に作家さんのお名前も作品名も全く知らないけど、
なんか読んでみたくなるような魅力を感じるなと思えば私は即買いします。
一度、そんなノリで買った本が後に映画化されるほどの売れ筋になった本もあり
映画化されて初めて知った人を相手に「私の方が先に発掘したよ」と内心
にやにやしながら「この本のすごさ」を改めて実感した時は痺れました。
他にも、私は知識欲が変態じみているので、
知らない世界の本も読みたくなってしまい、
最近では、プログラミング言語やAI開発、物理学や数学などの本を爆買い。
実は、裏で将棋AI開発をしようかなと思い、研究中なのです。
他にも、趣味の語学系の本を探す時は、
学生の頃から使っていた本がまだ置いてあったら「懐かしいな」と思ったり、
昔使っていた本がリバイズされていたら「どう変わったか見たい」と思ったり。
本当に、本屋さんは1日中いられるくらい最高の場所です。
ただ、ついつい「これも読みたい」「あれも読みたい」と躊躇いなく
どんどんカゴに入れてしまい、最終的にお会計の時に
店員さんに「これ、持って帰れますか?配送もできますよ?」と心配されるくらい
とんでもない量を買い込んでしまい、諭吉さんが軽く4人はすぐに消し飛びます。
ただ、最近ではアマゾンでポチっちゃえば手軽に買えますし、
電子書籍化が普及していることもあってか、
近所の本屋さんは次々と閉店していってしまっています。悲しい。
ですが、私は思うのです。
どうせお店を閉めるなら、在庫を抱えたまま閉めるのではなくて、
安く売るとか、なんだったら、私が全〜部引き取ってもいいのよ?と。
まぁ、それは無理な話かぁ・・・。
みなさんも「このお店の誘惑には勝てない!」と思うお店がありましたら、
ぜひぜひお題投稿をお寄せくださいませ。