ご覧になった方、いかがでしたか?
本日は、その続編「秘密の部屋」が放映予定です。
例によって、自称ハリポタオタが推す「本日の見どころ」のお話です。
本作「秘密の部屋」は、ハリーが「賢者の石」での冒険を終え、
夏休みでダーズリー家に戻り、相変わらずいじめられる日々に逆戻り。
しかし、そんなハリーの唯一の心の支えはホグワーツ。
親友のロンやハーマイオニー、神教師ダンブルドア先生やマクゴナガル先生、
天性の才能が爆発したクィディッチ。
そんな生き生きと過ごすことができるホグワーツでの生活を心待ちにしている中、
ドビーという屋敷しもべ妖精がハリーの目の前に現れます。
穏やかではないことを言い始めるのです。
いくら理由を聞いても「それは言えない」の一点張り。
ちょっとイラついているハリーの様子も見ていて、ちょっと面白いです。
しかし、ぶっちゃけ、この言葉はある意味でマジで、
なぜ「ホグワーツに戻ってはならないのか」という謎が本作の本筋なのです。
クズキャラ描写に定評のある作者JKローリング氏。
しかし、そんな彼女が珍しく人格者として描き出したキャラが
ロンの両親アーサー&モリー夫妻なのです。
6男1女の大家族を束ねるこのビッグペアレント。
ほぼ初対面のハリーにも実の子供と変わらない笑顔で可愛がる彼らの
懐の深さは、ダーズリー夫妻と良い感じに対照的。
特に、私がイチオシのシーンは、
「うまく飛んだのか!?」 「アーサー!💢」という夫婦漫才のような絡み。
しっかり者のビルやパーシー、いたずらっ子のフレッド・ジョージを見ていると
この親にしてこの子らであると納得できるような気がします。
決して裕福ではないけれど、幸せいっぱいで温かい家族を築いているこの二人は
ハリポタ世界では本当にレアな人格者キャラなので、彼らの姿は必見です!
何巻だったか、思い出せませんが、
アーサーとモリーにもホグワーツで学生時代を過ごしていた頃の話も好きです。
2人ともグリフィンドール寮生であり、夜な夜な寮を抜け出しては
夜のホグワーツ城内をデートしていたというのです。
それから何年も経って、子供たちも生まれ、大家族となっても、
未だにラブラブなこの夫婦。間違いなくベスト・カップル賞受賞待ったなし!
3 ハリーに隠された秘密とは・・・?
本作で描かれる事件は、ハリーにとある珍しい能力があることから展開します。
この珍しい能力、実は、魔法界の中では忌み嫌われるものでもあるのです。
しかし、ハリー自身にその能力がある自覚はないらしく、
気がつけば周りからドン引きされているという12歳にはちょっとしんどい感じ。
このハリーの謎能力、一体、その正体は何なのか。
なぜ、その能力がハリーに知らずに備わったのか。
本作の核心に触れるところなので、続きは本編で!
4 スネイプ先生の表情に注目!
映画版では、役者たちの芸がとにかく細かいので、そこも必見です。
特に、スネイプ先生の表情には目が離せません。
最終章までの話を知っていれば、この時のスネイプ先生の様子を見ていると
「そういうことだったのか〜!」と良い意味での裏切られた感が楽しめます。
5 秘密の部屋とホグワーツの歴史
タイトルにもなっている「秘密の部屋」。
なんとなく、ちょっといかがわしい香りもするワードセンスですが、
結論から言ってしまうと、別な意味でいかがわしい部屋でした。
しかし、この部屋の成り立ちは非常に古く、
ゴドリック・グリフィンドール
ヘルガ・ハッフルパフ
ロウェナ・レイブンクロー
サラザール・スリザリン
この4人の魔法使いと魔女が創造し、自分たちの知恵や技術を教える場としたのが
ホグワーツ魔法魔術学校の始まりであったのだとか。
彼らは初めは協力しながら、学校を運営していましたが、
ある理由から仲違いをしてしまい、その結果、秘密の部屋が作られたそうです。
この作品だけを観ると、「へえ、そんな設定かぁ」くらいにしか思わないのですが
実は、このエピソードは最終章まで続く超重要な伏線となっています。
6 暗黒界に堕ちたSiriこと「リドルの日記」
ハリーが拾った白紙のノート。
何も書いていないはずなのに、インクを垂らすとなぜか文字が浮かんでくる。
そこで、ハリーはノートと文通をするという
魔法すぎるシーンがあります。
その様子が、一人でSiriと話している人と似ているということで
暗黒界に堕ちたSiriとネット上でおもちゃにされていたりするのですが、
この「リドルの日記」はめちゃくちゃ重要なビッグアイテム。
この日記帳を初めに持っていた人は誰か?
それが、このアイテムの謎に迫る重要なヒントとなります。
7 本作限定!トム・リドル(CV:石田彰)
終盤、トム・リドルという青年が登場します。
姿を見るに、スリザリンの制服を着ていることからスリザリン生であることは
わかるのですが、彼の正体は・・・?
しかし、このトムくん。続編でもたま〜に出てくるのですが、
日本語版声優が石田彰氏なのは、本作が最初で最後。
その後は、福山潤氏に交代しているので、けっこうレアな作品です。
私は、石田彰さんの方が雰囲気がマッチしていて好きなんですがねぇ。
さぁ、今夜もハリポタワールドを存分に楽しみましょう🎵