今朝早くのこと。
何やら遠くで「きゃー」「うわー」という声がしたような気がして、
起きてみると、両親が青ざめた顔でぐったりしてました。
え? 具合でも悪いの?
と、思いつつも
トイレに行こうとしたら、母が「行かない方がいい」と言ってきました。
いや、トイレに行かない方がいいわけないでしょ。
トイレでも詰まって、お手上げ状態でもない限りは。
ちょっと、何言ってるかわからない・・・。
そこで、「なんかあったの?」と聞くと、
「ねずみが出た・・・」と。
はぁ・・・。
ネズミですか・・・?🐀
それで、朝早くから「きゃー」と悲鳴を上げて、私を早朝に叩き起こしたと?
何をねずみくらいでと、少々イラッとしつつも呆れながら、トイレへ。
なんとなくいそうなところを探してみると、確かにいました。
目が合った瞬間、逃げるかなぁと思いつつも、
「おいで、おいで〜」と私が手招きすると、素直に寄ってきたので、
寒い中、かわいそうではありますが、外へ放してお帰りいただきました。
両親は、血眼になって殺す気満々だったのですが、
私は自分の誕生日に小動物を殺生できるほど鬼ではないつもり。
その後、ねずみ駆除の業者に電話していたところを
受話器を取り上げて、「すみません、もう用は済みました」と言って切り、
「外に逃したよ。これで討伐完了」と報告すると、
「え・・・。マジ? よくそんなことできるな・・・」とドン引き。
そして、朝7時に建築会社に
「ねずみの侵入ルートがないか確かめてくれ」と電話する両親・・・。
よほど、ネズミが嫌いらしいです。
確かに、家の柱とか基礎をガリガリかじってボロボロになったとか、
車のタイヤに穴が開けられたとか、エンジンルームにネズミが入って壊れたとか、
そういう被害を被る可能性もなくはないので、家にネズミが出たのが嫌だ
という気持ちもわからなくはありません。
しかし、私は私で、学生の頃のバイトなどで
ネズミどころか、ヘビやカエルに、カメムシやクモやスズメバチの大群、
それから鹿やら猿やら熊やらたぬきやらと
いろいろな野生動物に遭遇してきたので、今更ネズミくらいで動揺はしません。
むしろ、野良のわりにけっこう体つきもよくて、ヒゲとシッポがかわいいと
思うくらいには冷静でした。
それに、小動物は野良だろうが飼いだろうが、
すぐに懐かれる、言うことを聞かせられるという特殊能力があるので、
こういうトラブルはお手のもの。
今回のネズミちゃんにもこの能力が効いてくれたので、対処は楽でしたね。
おかげで、今日はお昼のこの時間で既にかなり眠いです・・・。