水景の雑記帳

雑談多めの「深く考えない脊髄反射的な」ブログ。ほどよい息抜きに。

ズボラな女子ってちょっと憧れだったんだけどなぁ

お題「100年の恋も冷めるありえない行動」

 

 恋するほどというわけではないのですが、

 私は、昔は「ズボラな女子」にちょっと憧れがありまして。

 

 面倒くさいからと言って、掃除や洗濯をサボりがちで

 それを私が「しょうがないなぁ」とか言って世話を焼く。

 

 なんかそれが良いなと思っていた時期が私にはありました。

 

 

 

 

 

 でも・・・

 

 あの日のことは・・・

 

 絶対に・・・

 

 忘れない・・・

 

 

 

 

 これまた、学生時代のある日のこと。

 1人暮らしをするようになってから「家事メン」化した私。

 

 朝起きたら、毎日掃除機かけから始まり、

 講義に出ている間は布団を干したり、洗濯物を干したり、

 帰ってきたらすぐに風呂掃除や夕飯作りに、勉強、勉強の毎日。

 

 ちょっとだけ「働くお母さん」の気持ちってこんな感じかな?

 なんて思うほどには、人よりも家事はやっていた方。

 

 それは、私の部屋に遊びに来た友人たちにも知れ渡っており、

 「もはや主夫だな」などと言われるほど。

 

 そんなある日。

 とある女子からメールが。内容は「どうしたらいいの?助けて〜」だけ。

 

 一体、何のことやらさっぱりわからない状態ではあったものの

 とりあえずは、彼女の部屋へ向かうことに。

 

 道中、「何か悩んでいるのか、あるいは失恋したから憂さ晴らしか」

 なんて思いながら、向かっていました。

 本当に、そういう要件ならよかったんですが・・・

 

 

 

 

 

 彼女の部屋に着き、ピポーン。

 ドアが開いたかと思えば、とんでもない異臭が・・・

 

 何これ!?

 と鼻をつく臭いに耐えつつも、「どうした!?」と聞くと

 「カレー作ったんだけど、カビちゃった・・・」という彼女。

 

 思わず、絶句する私。

 カレーをカビさせただと・・・?

 嘘だろ・・・?そんなことあるのか・・・?

 じゃあ、この異臭の元はカレーだとでもいうのか・・・?

 

 

 まぁ、彼女もいわゆる「ズボラ」タイプな人で、

 時折、面倒だなぁ〜が口癖の人でした。

 

 

 でも、これはさすがにないだろ!?

 しかも、その後始末を私にしろって、そういうことか〜〜〜!?

 

 恐る恐る鍋のふたを開けると・・・

 

 この後のことは、ご想像にお任せします・・・

 

 

 

 

 

 

 別に、私はその子が好きだったとか、そういうわけではないですが、

 「ズボラ女子」への憧れは、この一瞬で崩れ去りました。

 

 

 今でも、自分が世話を焼くタイプではあるし、

 別に家事が苦手な女性でも全然問題はないと思っていますし、

 「面倒だからやって〜」とせがまれたとしても、きっと私はやるでしょう。

 しかし、さすがに「限度」があるのだということをこの一件で学んだ私。

 

 

 

 

 後日談

 何とか、カレー鍋を始末し、「ありがとう🎶」なんて言われるも

 異臭にまだ鼻がやられている上に、「いいように使われた感」があり、

 けっこうイラッときました・・・。

 

 それによくよく話を聞けば、カレーを作ったのは4日も前だとか。

 それを冷蔵庫に入れるでもなく、冷凍保存するでもなく、ただ放置した

 結果がこれだという彼女。

 さすがに、と思い10分間ほどお説教をして帰りました。

 

 カレーって、ただでさえ片付けるのに一苦労なのに、

 カビさせたら本当に最悪です。

 いくらシャワーを浴びても、手を洗っても、酸やアルカリなどの薬品を使っても

 手についた臭いは数日経っても取れませんでした・・・。