今日、
いつも拝読させていただいている方の記事で懐かしいな〜と思ったお話。
ハピちわさん(id:mendokusainoYADA)のこの記事。
mendokusainoyada.hatenablog.com
すみません、今回の記事で使わせていただきます。
この記事で紹介されていたのは、「洗濯物の時短テク」。
乾いた洗濯物は、わざわざ表に戻したりはせず、
家族の誰のものかだけ分けておいておき、自分で棚などに戻させるというもの。
「どうせ着るんだから、別に表に戻すくらいいっしょ!」というお話でした。
これ、読んだ時にふと私が就活生+主夫をやっていた時のことを思い出しまして。
私が就活生だった時、我が家でもけっこうな波乱の時期でした。
母はメニエールで倒れて入院生活、父は仕事も休めない、
妹は妹で当時の保育士の仕事でストレス溜まりまくり、
私はお昼は家で勉強、夜は家庭教師のバイトをしながらの就活。
なんとも、それぞれが落ち着かない感じで過ごしていました。
ただ、ここで問題になったのは、「え?家事、誰、やるん?」問題。
私の母は、いわゆる専業主婦。
つまり、家庭生活の機能の全てを握っているわけで。
そんな人が倒れて入院したら、そりゃぁ、そうなりますよね。
メニエール病って本当に突然、発症するらしくて、
母もついさっきまで元気にお酒飲んでたはずなのに
さて、寝るかとベッドに入ると父が慌てて「やばい、母さん倒れた」と
血相を変えてやって来たのを今でも覚えています。
一応、
救急隊員から真っ先に言われたのは、
メニエール病の疑いがあること、
命に関わるような状態ではないこと、
この2つだったので、まぁまぁ一安心なところ、運ばれていく母を見て私は
「あぁ、家事、終わったな・・・」と。
母の入院先も決まり、実際にメニエール病で診断確定したものの、
家事どうする問題というリアルで切実な問題に我々3人は直面したのです。
私が真っ先に思いついたのは、「当番制」。
カードキャプターさくらのさくらちゃんの家方式。← これ、わかる人いる?
しかし、父が一切の家事ができないため、これは没。
では、家事ができる私と妹のタッグ制の可能性も考えてみる。
しかし、これはこれで妹の仕事事情などを考えると現実的ではなく没。
そして、最後に残った手段。
私が家事の全てを握って、主夫化すること。
就活をしながら、家庭教師をしながら、主夫。
まぁ、かなり無理のある生活にはなるだろうなとは覚悟してましたが、
実際、めっちゃハードでしたが、それでも楽しかったです。
前置きがだいぶ長くなりましたが、
今日の本題は、そんなちょっとした非常事態中の我が家で起こった
妹を通して見えた「女の子ってさぁ・・・はぁ」と思ってしまったこと。
家事の全てを私が掌握して、主夫化するにあたり懸念点が1つ。
洗濯、どうしよう・・・。
一応、学生の頃、院生時代も含めると約7年、1人暮らしをしていたので
家事全般はスキル的には問題はない。
しかし、家族3人分の洗濯ともなると、当然、そこには妹のものもあるわけで。
そこは、気にしないということで妹も言っていたので、
私も気にしないようにして洗濯とかやってました。
でも、やっぱり、こう気まずいというか。
できるだけ早く済ませたいなぁというか。
ブラとかパンティとか洗ったこともないですし、
たまに「あの日」なのか、下着類が若干変色してることもありまして。
そこで、考えたのが、冒頭にもあった
洗うだけ洗って、乾いたら、自分で持っていってもらうスタイル。
父の仕事用のYシャツとか、私のリクルートスーツ用のシャツとか
そういうもの以外は、全〜部そのシステムにしちゃいました。
しかし、妹はこう言うわけです。
「は?乾いてから私が帰ってくるまで何時間も放置ってこと?
服がしわになるだろうが〜〜〜〜💢」
まぁ、その点は確かにごもっともでございます。
ここだけ切り取ってみれば、私の妹は普段着でもしわとか気にする
ファッション好き系女子なのかな?という雰囲気もあるでしょう?
そんなことはないのです。
妹の言い分はわかる。確かにしわにはなるかもしれない。
ただ、私は言いたい。「お前が言えた立場じゃないだろう」と。
というのも
私が洗濯をする時、何から始めるかというと服の捜索から。
意味わからないでしょう?説明しますね。
普通、洗濯物って脱いだら洗濯かごに入れておきますよね?
しかし、私の妹は脱いだら脱ぎ散らかすという習性がありまして。
脱いだ靴下が片方は部屋、もう片方はなぜかリビングといった具合。
はっきり言って、だらしない女の典型。
そんなことする人に「しわになるだろ!」とか言われても・・・ねぇ?
そう思い、「じゃあ、せめて脱ぎ散らかすのはやめろよ」と言うと、
今度は洗った洗濯物の中から何枚か取り出して来て
「これはおしゃれ着洗いじゃないとダメ!」とか言い出す始末。
いや、その服だって、私があなたのベッドの下から発掘したんですよ?
と、こんな感じで
自分のことは棚にあげるくせに、人の仕事にいちいち文句を言う。
それでいて、おしゃれとかにもそこそこ気を使うお年頃だからさぁ大変。
結局、私はどうすればいいの・・・?何が正解なんだ・・・?と
妹の「地雷」を踏み抜かないようにするために、
せっかく採用した洗濯物の時短システムを取りやめ、
普通に洗っていいやつ、おしゃれ着洗い、アイロン必要なやつ
この3種類に分けて洗濯に出してねと洗濯システムの改革を発表。
時短で楽ができたのに、その何倍も時間がかかる茨の道。
やっぱり、家事ってめっちゃ大変よ・・・。おぉ、偉大なる母よ。
そして、時は流れ、現在、妹は結婚し、一児の母。
幸い、義弟とは仲が良く、先日、こういった昔話をしてみると、
「今も、それ、やりますよ?あいつ」と聞き捨てならぬことを聞いてしまった💦
結婚したからといって、気をぬすぎでは?
靴下とかその辺に放っておく女だが、義弟よ、大丈夫か?
そう思ってしまいました^^;
な〜んてことをハピちわさんのブログで思い出したので書いてみました。
ハピちわさん、ありがとうございます!!