水景の雑記帳

雑談多めの「深く考えない脊髄反射的な」ブログ。ほどよい息抜きに。

買い物に行ったら・・・

 

 今日、タバコが切れたのでお買い物に。

 タバコは体には悪いものの、私にとっては精神安定剤のようなもの。

 一服して考え事をする時が至高の時間。

 

 

 ただ、喫煙者の中でも少数派らしいのですが、

 私は決まった銘柄を吸うわけではなく、いくつかの銘柄でローテ組んでます。

 今日は、マルボロピアニッシモの気分だったので、

 「マルボロピアニッシモください」と店員さんに言う。

 

 すると、どうも品切れだったらしく、

 この世の終わりみたいな暗い顔をして「申し訳ありません」と謝罪してくる。

 

 この銘柄は人気商品。

 売り切れてることは、別に珍しくもない。だから、問題なし!

 そう店員さんに笑顔で告げると、意外そうな顔でこっちを見てくる。

 

 うむ。喫煙者=怖いというイメージでもあったのだろう。

 「なんで、ないんだよ💢」と怒られるとでも思っていたのだろう。

 しかし、ないものはない。なぜ、それを店員さんのせいにするのだ?

 

 そして、私は「人気銘柄ですもんね。じゃあ、セブンスターください」と

 注文をし直すと、店員さんは、「ありがとうございます」と笑顔が戻った。

 

 

 今、話題に出る「カスハラ」という新手のハラスメント。

 「お客は神様だろ」という言葉を盾にとり、店でやりたい放題している輩ども。

 奴らのせいで、どこの店に行っても店員さんはいつもどこかハラハラしている。

 

 無理も無いだろう。理不尽な要求をされたり、非がないのに怒られたり、

 上司に言うなどと脅されたりと怖い目にあっている人も少なくないのだ。

 しかも、タバコを買いに来る客。古来から、酒とタバコはトラブルがつきものだ。

 

 たまたま品切れだったというだけのことで、

 絶望したような表情を浮かべる店員さんを見て、そういう背景がこの店にも

 あるであろうことを察したと同時に、そうした不逞な輩に腹が立った。

 そんな仁義外れな輩が私の目の前に表れたら、きっと許してはおけない。

 

 そして、私は、そんな苦労を重ねる彼らへのせめてもの心遣いとして、

 毎日接客をし、店の清掃をし、品出しに仕入れに、夜勤など

 様々な業務をこなす店の従業員の方に対する感謝の念だけは忘れぬよう

 心に決めたのだった。