水景 翔真(みかげ とうま)の独り言

雑談多めの「深く考えない脊髄反射的な」ブログ。ほどよい息抜きに。

「好き」を当たり前にしない、前向きな「浮気」

 

 浮気と言って、良い感じはしない言葉ですが、

 私は嗜好品や日用品に対してはしょちゅう浮気しています。

 

 例えば、

 アイスクリームなら普段は「スーパーカップ バニラ」ですが

 夏に出る「チョコバナナ味」や秋に出る「マロン味」に浮気したり、

 「Mow」や「Lady Borden」に浮気したり。

 

 例えば、

 タバコなら普段は「セブンスター」ですが

 たまに「赤マル」や「ラッキーストライク」、「アメスピ」に浮気したり。

 

 他にも

 歯磨き粉も普段は「クリニカ」ですが

 「Lightee」や「生葉」に浮気したり。

 

 

 こんな感じで、いつもと同じ銘柄や味にこだわらずに

 あえて違う銘柄、違う味を一旦挟むことで、普段愛用しているものの「良さ」を

 改めて実感できますし、偶然に「こんなものも良いな」とお気に入りリストに

 新たに入るものに出会うきっかけにもなります。

 

 

 いつもと同じものを使い続けると

 いわゆるマンネリ化を感じたり、ただ漠然と消費するだけになったりと

 せっかくの「好きなものの良さ」に気がつかなくなりがちです。

 それでは、もったいない。と、私は思うわけです。

 

 例えば、

 アイス1個が140円なら、140円分、最後まで「美味しい」と思えるか、

 タバコ1箱が20本600円なら、1本1本が「うまい」と思えるか。

 せっかく、いくらかでもお金で買っている以上は、 

 しっかりと全部を楽しまなければもったいないと思ってしまうわけです。

 

 ドラマなんかで「浮気はしたけど、それでお前が良い女だと初めて気づいた」

 みたいなセリフがありがちですけれど、

 不本意ではあるものの、あれと同じ感覚。

 

 

 

 

 「これが好き」「気に入っている」と初めは誰でも「良さ」に目が行きます。

 ただ、それが長く続くとその「良さ」が「当たり前」になり、それがゆえに

 「ありがたみ」を感じにくくなります。

 

 人間の心理的には至極自然なことで、仕方のないことではあるのですが、

 せっかくの「好き」「お気に入り」の全てを楽しみたいのなら、

 一度は浮気をしてみるのもありではないかなというお話。

 

 

 

 

 

 ただ、「モノ」に対しての浮気はOKだと思いますが、

 「ヒト」に対しての浮気は、私は絶対に許しませんし、自分もしません。

 

 これだけ、浮気をした方が良いと言っておきながら、矛盾しているようですが

 私が思うに、

 「モノ」に対して抱く「好き」の感情と「ヒト」に対して抱く感情は違います。

 

 

 「モノ」ならば、自分一人で楽しめば良く、自分一人で完結できる世界です。

 つまり、誰に対しても責任を負う必要はないのです。

 だから、浮気したとしても、それにすら責任を負う必要はないからOK。

 

 でも、「ヒト」は違う。

 必ず「誰か」に対して責任を負わねばなりません。

 彼氏、彼女、夫、妻、父母、兄妹姉妹、友人、上司部下、誰に対しても。

 そこが、浮気を許すか否かの明確なラインだと私は思っています。

 

 それに、私は浮気できるほどの甲斐性もないというのもありますが・・・💦