水景の雑記帳

雑談多めの「深く考えない脊髄反射的な」ブログ。ほどよい息抜きに。

お薬手帳を電子化して、始めて気がついた

 

 お薬手帳って意外と歴史が古く、

 1993年頃に導入された制度だそうです。

 

 ちょっと調べてみたところ、

 当時は、別の病院から処方された薬の飲み合わせを考慮せずに投薬したら

 患者の容体が悪くなったり、死亡事故も数件起こったとか、

 災害時に病院で処置を受ける際に、常用薬や既往症の有無がわかるようにしたとか

 そういう理由で導入された経緯があるらしいです。

 

 病院や薬局側からすれば、

 本当に切実な事情で導入されたであろうお薬手帳

 

 しかし、私は簡単に失くしてしまうのです・・・

 今でこそ、定期的に精神科に通院していますが、

 それ以前は、風邪でも病院には絶対に行かないと決めていたので、

 お薬手帳をもらっても、使う機会がなく、どこかにやってしまうのです💦

 

 が、先日、通院した際に

 薬局の方が「この薬局はお薬手帳の電子化に対応しました」と言っていたので

 アプリEーPARKをインストールし、電子化することに。

 ↪︎ まだな方は、ぜひ「EーPARK」で検索を!!

   薬局が対応していれば、すぐに電子化へ移行できます

 

 

 スマホお薬手帳が紐づけられて

 初めて、自分の飲んでいる薬の効能・効果などを見ました。

 今日は、自分のお薬手帳を見て思ったことのお話。

 

 

 お薬手帳が紙だった頃、

 医者から薬を処方されたから、とりあえず飲んでるだけで、

 「これって、何の薬なんだろう??」とわからずに飲んでました・・・。

 

 が、そのせいで、この1年、私の体に異変が起こっていたのです。

 

 というのも、

 まず、体重が増えた・・・😱

 

 言うなれば、これまでの31年の中でマックスの体重。

 1日1食だけしか食べてないし、量も食べられてないのに・・・??

 

 それから、

 寝る前と夜中に起きた時の記憶がない・・・

 暑くもないのに、汗が止まらない

 特に激しい運動をしたわけでもないのに、体に力が全く入らない

 といった謎の現象も起こっています。

 

 

 病院では、うつ病不眠症と診断されているので、

 私としては、体重が増えたのも、就寝時の記憶がないのも、

 うつ病などにありがちな症状だろうくらいにしか思ってませんでした。

 

 しかし、自分のお薬手帳を見てみると、意外なことが書いてありました。

 

 まず、就寝前に処方されている「クエチアピン」という薬。

 この薬の効果・効能は、不安感や緊張感を和らげること。

 通常は、統合失調症の患者に対して使うというこの薬。

 しかし、副作用として、倦怠感・体重増加・不眠などが報告されているそう。

 ↪︎ 寝る前の薬で不眠が副作用に出るって、本末転倒なんじゃ・・・??

 

 次に、「ゾルピデム酒石酸塩」。

 効果・効能は、睡眠・鎮静作用。

 副作用は、薬への依存・就寝前後の記憶がない・判断力の低下など。

 

 

 一応、医者からは、定期的な採血検査で

 副作用は出てないと言われてはいますが、

 こうしてお薬手帳を見てみると、

 もしかして、私の不調を加速させている真犯人は、こいつらなのでは??

 

 そして、「ゾルピデム」の解説には、こんなことが書いてありました。

 以下の場合には、医師・薬剤師にご相談ください。

 ・依存:考えがまとまらない、判断力が低下する

 ・就寝前後や中途覚醒時の記憶がない、朦朧とする

 

 まさに、私に起こっていることの中で一番の悩みはここ!!

 

 頭がすっきりしない、午前中は特に思考能力が底辺ゾーン。

 それに、自分がいつ眠ったのか、夜中に起きたことまでは覚えているけど、

 その後に何をやったのかを思い出せない。

 

 こんなことがしょっちゅう起きているのです。

 

 確かに、コロナ後遺症によるうつ病不眠症という診断はされているものの

 実際、こういった薬が効果を上げているのかと言えば、微妙なところ。

 しかし、医者曰く、これ以外の薬はないらしいです。

 

 お薬手帳を見る前から、何となくおかしいと思っていたので、

 一度、状態が安定しないのは薬のせいでは?と聞いてみたことがあるのですが、

 今、薬を切ればほぼ確実に状態は逆戻りする。

 時間はかかっても、薬に頼るしか方法はないとばっさりと切られました。

 

 つまり、私が回復を目指すのであれば、

 こういったリスク覚悟でこの投薬治療に耐えねばならないということ。

 他にもいろいろな薬が出されているので、1日に飲む薬の量は軽く10錠超。

 毎日毎日、肝臓や腎臓に負担をかけまくりな日々でございます・・・。

 

 はっきり言って、

 こんなけっこうやばめな薬を1年も飲み続けていたのかと思うと

 精神科って怖い病院だなと。

 

 そして、お薬手帳を実際に見て

 書いてあることをよく考えてみると、

 医師・薬剤師に相談すべき状態にあるのかもしれないと思っています。

 

 

 あぁ、どうしよう。

 治したい → そのためには薬に頼る → でも、薬のせいで調子が崩れる

 

 こんな負のループにはまっているのかもしれない。

 

 それに、どうして、医者は処方する薬の説明をしないのだろう。

 私自身に言っても、理解できる状態ではないからいいだろう。

 そういうことなのか・・・・??

 

 そもそも、トリガーになったコロナウイルスの感染からのうつ病って、

 治し方は従来のうつ病と同じで本当にいいのだろうか?

 

 メカニズムが未だ解明されていない以上は、仕方のないことなのかもしれない。

 それでも、もっと他の選択肢はなかったのだろうか。

 

 そんなことを思うと、

 来年の4月には職場復帰したいと考えている私は、

 医者よりも自分で自分のコンディションを整える別の手段を模索した方が

 実は回復が早まるのではないかと考えています。

 

 別に、精神科のお医者さんをディスるつもりはありませんが、

 本当に、この医者、この薬を信じて良いのだろうかと疑問なところです。