先日、ゴルフ練習場に行ってきました。
実は、私、ゴルフ歴1年のビギナーゴルファーなのです。
が、練習場にはちょっと変わった張り紙が。
「ネットを越えるロングショット厳禁!!」
・・・
・・・・
・・・・・。
・・・・・・ギクっ😓
これ、私のこと言ってないか・・・?
今回のお話は、この張り紙が出るに至るまでのお話です。
ゴルフを始めてから1年とはいえ、
マイクラブを買い揃えたり、人からもらったりして
既に私のゴルフバッグの中はプロ並に道具が揃いに揃っています。
ドライバー2本、3番・5番に
4番〜9番アイアンが2本ずつ、
そして、ピッチングにサンドウェッジ。
ビギナーが持つにはもったいないくらいに道具は充実しまくりです。
肝心の腕の方はというと...
はっきり言いましょう。
やばいです。色んな意味で...
3番ウッドで軽〜く打ったボールが
ドライバーでフルスイングしたおっちゃんよりも飛ぶ。
9番アイアンで200ヤードは超える。
これを「若さゆえの有り余るパワーのおかげ」と言えば
聞こえはいいでしょう。
しかし、問題はここからなのです。
3番ウッドで軽〜く打ったボールがドライバーよりも飛ぶ。
9番アイアンで200ヤードは余裕で超える。
これが何を意味するか。
ゴルフに詳しくない方にもわかるように言いますと、
ゴルフクラブは基本的に番手(番号)が低いほど遠くまで飛びやすいのです。
ウッド系なら、1番(ドライバー)・3番・5番の順に飛びますし、
アイアン系なら、4番・5番〜9番の順で飛びます。
アイアン系よりもウッド系の方がさらに遠くまでぶっ飛びます。
なら、私がドライバーや番手の低いアイアンを振ったらどうなるか。
結論から言うと、
ドライバーで打つと目視でも計測器を使っても計測できないくらい彼方へ。
アイアンなら7番くらいで既に目視で追えるギリギリの距離へ。
飛びすぎるくらいに飛んでしまうのです。
それこそ、練習場のネットなどあってないようなもの。
コース外に場外ホームランがデフォルトの威力。
練習場のボールはゴム素材でできていて、
ラウンドで使用するボールよりも飛ばない設計になっているようです。
メーカーや自分で数値計算をした上で言えば、およそ1割〜2割ほど
飛距離が減衰するようになっているらしいです。
ここまでなら、「ちょっと力が強い」くらいで済む話なのですが、
私は、やっちまいました。
ある日の練習場でのこと。
いつものように、ウッド系のクラブの扱いについて
計測器や自力で弾道計算をしてベストなスイングを研究していました。
そこで、導き出された実験結果を元に
スイングやフォーム、立ち位置などを事細かに調整しつつ打っていた時。
ベキーーーーーーン!!!!!!
そんな音がしたかと思うと、なぜか私の頭にパラパラと何かが降ってくる。
実験用に撮影もしていたので、確認してみると・・・
クラブがボールに衝突した瞬間、ボールが粉々に爆★散★していたのです。
ノーマルカメラと実験用のサーモカメラの2台どちらを確認しても
木っ端微塵に吹き飛んでいました。
ちなみに、ゴルフのように物体同士の衝突が起こると、
物体が温度上昇を起こすという物理法則があります。
ビンタされた時、叩かれた部分がジーンと熱くなるあの感覚です。
サーモカメラで捉えていた映像では、
ボールの温度変化はおよそ5〜8度ほど上昇していました。
これは、まぁ置いておきましょう。
問題は、このボール爆散事件の現場に練習場のスタッフがいたこと・・・。
このボール爆散現象を論理的に説明すれば、
練習場のボールは、手入れしたとしても
四六時中クラブでぶっ飛ばされているため、経年劣化がすさまじく速く、
たまたま私のスイングで耐えきれずに爆散したのでしょうと言えそうです。
しかし、まぁ気まずいですよね。
それからというもの、
私がその練習場へ行くとなぜかスタッフからマークされている気が...
ただでさえ、場外ホームランがデフォの腕力。
施設側からすれば迷惑な客です。
そして、また練習場へ行ったある日のこと。
気まずいながらも、なんやかんや話すうちにスタッフの方と
そこそこ仲良くなってきたころ。
あるスタッフの方がぽつり。
「ボールがかわいそう...」
「水景さんが打った時の音、他の人と全然違うでしょう?
あれ、きっと、ボールの悲鳴なんですよ」
・・・。
あれ、遠回しに「もう来るな」って言ってる・・・?そういうこと??
その時は、何かの気のせいだろうと思いあまり深くは考えませんでした。
そこで、先日、「ロングショット厳禁」の張り紙を見たという話に
戻ってくるわけですが、どう思います?
これって、やっぱり私への「出禁リーチかかってるよ」という
警告なのでしょうかね・・・?
それ以上に、私って筋力バカなだけでしょうか・・・?
ゴルフの上達云々以前に、練習場1つ出禁になりかかっている
おバカなビギナーのお話でした。