水景の雑記帳

雑談多めの「深く考えない脊髄反射的な」ブログ。ほどよい息抜きに。

ある日の歯医者の診療室で・・・

 

 病院が好きな人なんてそうそういないとは思いますが、

 私は、特に、歯医者さんが大の苦手。

 

 キュイーンとドリルで歯を削ってる音を聞くだけでゾワゾワします😱

 

 それに、大抵の場合、夕方に予約を入れることが多いのですが、

 その時間は子供の診療も多い傾向にあるらしく、

 私の前の順番の人が子供で、待合室まで聞こえるような泣き声なんか

 聞いた日には、自分のことのように歯がムズムズします^^;

 

 

 さて、そんな歯医者さんで起こったとある珍事件のお話。

 

 幸いにして、永久歯になってから虫歯が1本もないのが自慢の私。

 それでも、歯石取りなどでたま〜に歯医者さんへ行くのですが、

 診療室から「きゃ〜〜」という悲鳴が・・・。

 

 また子供がぐずってるのかと思ったのですが、

 「先生〜、早く来てください〜〜!!」という声が。

 何やら、歯科助手の方が大慌ての様子。

 

 

 え? じゃあ、さっきの悲鳴は、この助手の人? 何があった?

 

 

 周りを見ると、他にも待合室にいる人が何事かときょろきょろ。

 私も気になっていたのですが、私の順番になったので、診療室へ。

 

 そして、席についてから

 「あの〜、さっき、何かあったんですか?」と

 恐る恐る聞いてみることに。

 

 「あまり、他の人には言わないでね」という前置き付きで話を聞くと、

 なんと、とんでもない珍事件が起こっていたのです。

 

 

 曰く、ある患者さんがマウスピースを作りに来たらしく、

 その歯型を取ろうとして、石膏をくっつけたはいいものの、

 取り外した際に、歯も一緒に2本ほど抜けてしまったのだとか。

 しかも、治療の必要のない「健康な歯」と診断していたはずの歯が抜けたと。

 歯型を取るだけなら、と思って助手の方に任せたところ、こんなことになり、

 歯周病の進行度合いの読み間違いか、他に歯が弱る原因があったのか、

 よくわからないけれど、マウスピース作りどころではなくなった。

 さらに悪いことに、事故とはいえ、歯を抜いてしまったことは、医療行為に

 あたるため、助手がやったとなれば、かなりまずい状況。

 さっきの患者さんには誤り倒して、なんとか許してもらったけれど、

 実は、訴えられたらかなりやばいんだよね・・・。

 だから、一応、「お父さん」には謝っておいてね。

 

 

 そう、この珍事件の被害者(?)は、

 私より先に診療室に入っていた私の父なのでした 笑。

 

 マウスピースを作りに行ったはずなのに、

 まさかのハプニングで月2回の通院が言い渡され、

 その結果、抜けてしまった歯の部分は、部分入れ歯になり、

 なんとも入り口が特殊すぎる入れ歯ライフに入ってしまったのでした。