水景の雑記帳

雑談多めの「深く考えない脊髄反射的な」ブログ。ほどよい息抜きに。

ちょっと良い話 (愛があればこその経営理念)

 

 前に投稿した帯広市の「インディアン・カレー」。

www.mikages-diary.net

 

 ネット上などで「ついに札幌進出!?」みたいなニュースが数年前にちょっと

 話題になったらしいのですが、このお店、一向に十勝圏内から外へ進出しようと

 しないのです。

 

 どうせなら、札幌でも旭川でも大きな街に行けば売れるじゃん。

 だって、あのCoCo壱を十勝地方から追い出したくらいのお店でしょう?

 それほどのお店なら、全道に展開すればもっと有名店になれるんじゃない?

 

 帯広の隣町、芽室町にいる友人に「なんで、インディアン来ないの?」と

 そんなことを話すと、ちょっと良い話が聞けました。

 

 <以下、友人談。>

 「十勝地方から出ない」のは、社長の経営方針。なぜか?

 1つは、「地域で愛されるお店」を目指しているから。

 でも、最も大切にしたいのは、「このお店のカレーは2番目に美味しい」こと。

 だって「1番美味しいカレーは、誰だってお母さんの手作りカレーでしょ?」

 でも、他の地域に出ていけば、自ずと「1番であること」を求められる。

 それは、このお店のコンセプトには合っていない。「1番であってはならない」。

 だから、十勝からは出ない。

 そういう話が、地元紙に出てたよ。

 

 

 う〜む。なるほどねぇ。

 確かに、インディアン・カレーは、CoCo壱などとは違って、「お家カレー」に

 近い質感のカレーを提供しています。そして、大手チェーンを十勝地方から駆逐

 してしまうほどに、地元民や観光客から圧倒的支持を得ています。

 

 でも、「目指すのは2番目」。「お母さんカレー」には絶対に勝てない。

 というか、「勝ってはならない」とまで言い切ってしまうのは、「経営者」

 としては、すごく勇気がいることだと思いますし、定跡からは外れています。

 

 しかし、それ以上に、「譲れないもの」があってこその経営理念なのでしょう。

 きっと、社長さんはご家族から愛されて育ってきたのでしょう。だからこそ、

 大人になっても「お母さんカレー」への愛は深く、母を想う子としての誇り、

 信念のようなものが、このお店の原点となっているのではないか。

 なんて、私は思いました。

 

 

 なんか、いい話だな〜と思いつつ、地元紙にもちゃんと目を通している友人も

 さすがだな〜と感心しました。

 

 

 というわけで、もし「インディアン・カレー」にご興味のある方は、ぜひ

 十勝地方へお出かけになってみてください。

 

 道民でさえ、知らないことがいっぱいなくらい、北海道は魅力の宝庫なのです。

 

 「北海道はでっかいど〜〜〜〜」

 

 一昨日、久しぶりに聞いて言ってみたくなりました。