水景の雑記帳

雑談多めの「深く考えない脊髄反射的な」ブログ。ほどよい息抜きに。

事件解決の裏に、水景あり。

 

 学生時代の思い出話ついでに「影の軍師」というあだ名がついた話。

 

 私の学生時代は、本当に目立たない影の薄い子でした。

 しかし、中学生になったころ、「このままじゃまずい」という焦りが。

 というのも、私が通っていた中学は「いじめ」である意味有名な学校で、

 治安が良いとは決して言えない学校でした。

 

 中学生とはいえ、所詮は子供。

 そんな子供がいじめの標的に選ぶのは必ず「弱いやつ」と相場は決まっている。

 

 ということは、自分もけっこう危ないポジションなのでは・・・?

 

 そんなことを思うと焦らずにはいられませんでした。

 が、その嫌な予感は的中。中1の頃、見事にそのターゲットに選ばれた私。

 

 でも、その時にはすでに私の「策略」は始まっていたのです。

 つまり、「弱いやつ」と思わせなければいい。ただそれだけ。

 

 そこで、猛勉強を開始。

 勉強であれ、スポーツであれ、「こいつすげー」と感心させることができれば

 もはや、そいつは「弱いやつ」などではない。そう思い、気づけば学年トップ。

 

 その頃には、もう私をいじめるようなやつは誰もいませんでした。

 それどころか、「頼りになる」イメージがついたらしく、割とクラスメイトから

 「勉強教えて〜」とか声をかけてもらえるように。

 

 人の評価なんてそんなもの。手のひらクルックル。

 良い方にも、悪い方にも。そんなことを学んだ私。でも、別に「いじめ」への

 恨みは特に感じませんでした。

 

 私の目論見は見事に成功し、平穏な中学校ライフが送れるようになりました。

 

 そして、中2・中3の頃のこと。

 私へのいじめはなくなったものの、やはり、子供っぽさが残る中学生では、

 喧嘩も後を断ちません。仕方ないことではあるのですが、やはり空気が悪い。

 

 そんなよどんだ空気のままというのも嫌だったので、水景の新戦術が。

 それは、喧嘩した者1人ずつに声をかけ、少しだけ情報を与える。

 例えば、「あいつ、ちょっとやりすぎたかなって言ってたよ」とか。

 嘘でもいいんです。だって、1人ずつにしか言ってないので、喧嘩の当事者に

 とっては、それが真実か嘘か確かめる手段は、相手と話すことしかないから。

 

 私のやったことは、これだけ。あとは、当事者同士で話しさえしてもらえれば

 それで解決。実際、このやり方、効果ありますよ。無理に仲裁に入って、自分も

 巻き込まれるよりも、外側から他人を操って状況を変えさせる方が安全です。

 

 他にも、生徒会長になったクラスメイトが、「生徒会で意見がまとまらない」と

 悩んでいた時にも、似たような手段で周囲を操って状況を操作し、何とか

 意見がまとまる方向へ持っていく。

 

 私がそうやって、周りを操作して、状況を作り変えていることを知っている者も

 いれば、知らずにいる者もいますが、私としては、どっちでもいいんです。

 ただ、「悩み」とか「問題」が解決できるのなら。

 

 たまに、「あの時はありがとう」なんて言ってくれた人もいましたけど、

 私は何もやってない。本当に問題を解決したのは、その人が行動を起こした結果。

 ただ、そうやって私が裏で暗躍していることを知っている人たちから付いた

 あだ名が「影の軍師」。まぁ、ラスボスムーブって感じでしょうかね。

 

 でも、私は、かの諸葛孔明みたいな華麗な戦術が考え出せるほど頭がキレるでも

 なし、ただ、気がつけば皆、私の手のひらで踊っているというだけ。

 いくら問題解決の手段のためとはいえ、何となく、それでちょっとした罪悪感を

 感じていたり・・・。

 

 おかげで(?)今でも、裏で暗躍ムーブ能力は健在。

 この間も、妹の職場で揉め事があったらしく、状況を聞いて、

 「この人にこう言いなさい」とアドバイスしたら、まるっと解決したとか。

 

 しかし、これは誇っていい特技なのか、それとも単に陰湿なだけなのか。

 ちょっと複雑な気持ちもある「影の軍師」、水景です。