水景の雑記帳

雑談多めの「深く考えない脊髄反射的な」ブログ。ほどよい息抜きに。

子供には悪意がない。だが、それが時として残酷だ。

お題「銭湯の思い出・・・」

 

 親から聞いたので、私自身は覚えていないのですが、私が4歳の時のこと。

 家族で銭湯へ行き、私は父と男湯に入ったのですが、そこには肩から二の腕、

そして背中と刺青を入れたおじさんが。

 今でこそ、タトゥーなんて呼ばれて一種のおしゃれポイントみたいになって

いますが、当時は「刺青=ヤクザかチンピラ」みたいな風潮だったので、

父は焦ったのだとか。手早く済ませて、さっと出ようと思った父の努力も虚しく、

私は「おじさんの背中きれいだね」と話しかけたのだとか。

 子供ながらに刺青が物珍しかったのでしょう。それで、話しかけたのだと思い

ますが、父は大慌て。「やばい。どうしよう」とヒヤヒヤだったとか。

 しかし、そのおじさんは意外にも「おう?そうか?かわいいな坊主」と割と

フレンドリーにしてくれたらしく、父は「これはチャンス」とばかりに

「うちの子がすみませんね。お邪魔しました」と言って、逃げ帰ってきたという

そんなお話。

 

 子供って純粋だから、「気を遣う」とか「空気を読む」みたいなことは

まだできないので、自分の興味関心中心に言動を起こす。でも、そこに悪意が

ないからこそ、親としてはその純粋さが時として残酷に見える時がある。

そんなことを言って、この話をしてくれました。